治療比較 ~あなたの失ってしまった歯を治療する3つの方法~

失ってしまった歯の機能を回復させる方法は大きく分けて3つしかありません。

インプラントを埋める前のリスク

インプラントを埋める手術のリスク

インプラントを埋めた後のリスク

これら3つの方法にはそれぞれ、長所と短所があります。
それぞれの治療方法をよく理解したうえで、どの治療方法を選択するかをよく考えて、決めてください。

従来の治療法とインプラントによる治療

ここでは、見やすく、分り易くするために、それぞれの長所と短所を同列に扱っておりますが、ブリッジと部分入れ歯が周辺の歯に悪影響を与え、最終的にその歯を抜かざるを得ない状況に追い込んでしまう可能性が高いということをよくご理解ください。

従来の治療法 インプラント
ブリッジ インプラント
健康な歯でも、支えとなるために削らないといけません。 削った際に歯の神経を傷つけて、神経を取らなければいけない場合もある。 インプラントは顎の骨に植え込むので健康な隣の歯を削ることはありません。
部分入れ歯 インプラント
咬むときにバネをかけた歯に大きな負担がかかることで、歯が動揺することで歯周病を誘発する場合がある。 インプラントは顎の骨にインプラントを植え込むので咬む力は天然の歯と同じように骨に伝わります。
また、周辺の歯にバネをかけることもないので、周辺の歯に悪影響を及ぼすこともありません
部分入れ歯 インプラント
総入れ歯の場合、入れ歯を支えるものがないため、固定する力が弱く、ぐらついたりずれたりします。そのため、食べ物を咬むための十分な力をかけることが出来ません 入れ歯をインプラントで顎の骨に固定させることができるため、力を入れて咬むことが出来ます。食べ心地も自分の歯に近く、食べる楽しみを取り戻すことが出来ます。

従来の治療法とインプラントによる治療

普通の人のお口の中には平均すると28本の歯があります。
しかし、この歯を11本以上、失ってしまうと上の図のようにフランスパン、ステーキ、タコ酢などを食べることが難しくなってしまいます。

食べるのに必要な歯の本数

しかし、もし、あなたのお口の中に現在、17本程度しか歯がなかったとしても、失ってしまった歯の代わりにインプラントを入れたとすれば、それは1本の歯としてカウントすることができます。
しかし、既に11本以上の歯を失ってしまったお口の中でのブリッジや部分入れ歯では1本としてカウントすることは出来ないのです。
そればかりか、お口の中のブリッジ、部分入れ歯によって今後、急速に残りの歯を失ってしまう可能性が高くなっていくのです。
一生、使う歯です。少しでも多くの歯を残して、一生、美味しいものを食べ続けていただきたいと思います。
失ってしまった歯をどのような方法で補うかによって、最終的に何本の歯が残り、どんな食生活ができるかが決まってくるのです。

従来の治療法とインプラントによる治療

まとめ

インプラント

メリット

  • 隣の歯への影響は全くない
  • 顎の骨が溶けるのを防げる効果がある
  • 自分の歯と同じようでキレイで美しい
  • チタン製のインプラントが顎の骨と結合するので、自分の歯のように違和感なく咬むことができる
  • 3ヶ月に1回(状態によっては1~2ヶ月に1回のメインテナンスを受けて 頂く場合もあります)、自分の歯よりも、歯周炎になりやすいので歯磨きとメインテナンスを怠ると問題が起きやすい

デメリット

  • 保険適用が適用されないため、1本の治療に30万~40万円以上と費用が高額(医療費控除は受けられます)
  • 上顎の場合:6ヶ月前後、下顎の場合:3ヶ月前後と治療の期間がかかる
    (※条件によりインプラントの治療期間を短くできる場合があります。詳細はこちら。)
  • 歯槽骨を削るので、稀に後遺症が残ることがある
  • 糖尿病などの全身疾患がある場合には治療できない場合がある
  • 自分の歯よりも歯周炎になるリスクが高いのでお口の中の管理とメンテナンスが重要になる

ブリッジ

メリット

  • 固定式のために、ほとんど違和感がない
  • 保険が適用される材質もあり、その場合は負担金1万円程度で治療できる
  • 保険が適用されない材質を選べば、見た目も自分の歯のようにキレイに美しくすることができる
  • 1ヶ月程度と短期間で治療できる

デメリット

  • 隣の歯が健康な歯であっても、削らなければいけない・隣の歯で失った歯を支えているので、隣の歯に大きな負担がかかり、将来的に歯を失う原因となる場合がある
  • 抜けた歯の骨が溶けてしまい、後でインプラントができなくなる可能性がある
  • ブリッジと歯ぐきの間に食べ物のカスが詰まり、口の中が不衛生になりやすい衛生的にするために、歯間ブラシでブリッジと歯ぐきの間を毎回、丁寧に掃除する必要がある
  • しっかりとした歯が両側にないと治療できない、つまり、一番奥の歯を失ってしまった場合はブリッジに出来ない多くの歯を失ってしまうとブリッジでは対応できない

部分入れ歯

メリット

  • 保険が適用される材質もあり、保険を適用すると自己負担金1万円ぐらいで治療できる
  • 1ヶ月程度と短期間で治療ができる
  • ブリッジのように隣の歯を大きく削る必要はない

デメリット

  • ブリッジのように隣の健康な歯を大きく削る必要はないが、隣の歯にバネをかけるので、 隣の歯に大きな負担がかかり、将来的に歯を失う原因となる可能性が高い
  • 顎の骨が1年に1mm.程度の割合で溶けていってしまい、後でインプラントができなくなる可能性がある
  • バネが見えてしまい、見た目が良くない
  • 咬む力が自分の歯に比べて30%程度になってしまう・咬み心地が悪く、硬いものを食べにくい場合が多い・取り外  し式なのでガタつきがあり違和感を感じる
  • 食事の際に味覚や食感が損なわれる
  • 咀嚼効率が悪く、自分の歯に比べて2分の1から3分の1程度に落ちてしまいます
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